栄養素の不足を補う妊活サプリの必要性について

妊婦_栄養素の不足を補う妊活サプリの必要性について_子宝漢法

栄養素の働きによる良質な卵子と精子による元気な受精卵

妊娠に至るためには、元気な受精卵が必要です。そして元気な受精卵には良質な卵子と精子。良質な卵子と精子には、栄養素が必要と逆算していきます。

妊娠から栄養素までの逆算

逆算すると「妊娠」→「元気な受精卵」→「良質な卵子と精子」→「栄養素」。

一般的な栄養素でも受精卵は育てることができる

普段の食生活でも、大豆など受精卵を育てるホルモンであるエストロゲンを摂取することができます。ただ、今回はそれ以前のお話で、受精卵になる前の良質な卵子と精子を育むために必要な栄養素をご紹介していきます。

良質な卵子と精子を育むための応用栄養素

では元気な「受精卵」をつくるための、良質な「卵子」と「精子」を育むための栄養素をご紹介していきましょう。

黄精

黄精(おうせい)(ナルコユリ末)は、ユリ科ナルコユリ(又はカギクルマバナルコユリ)の根茎です。一般的な作用としては補脾潤肺で、補気薬として使われています。仙人が穀粒の代用としたとも云われており、病後の衰弱、慢性病による消耗性の栄養不良に、滋養強壮薬として用いられています。

スギナ

スギナ末は、スギナの茎を水洗後天日で乾燥させたものです。作用は清熱凉血、止咳利尿で、利尿作用、去痰作用、浮腫軽減、咳止め、膝かぶれ、腎炎、膀胱炎などがあります。

女貞子

女貞子(トウネズミモチの果実末)の主な作用は、補腎滋陰、養肝明目で腎陰虚に使用されています。頭がふらつく、目がくらむ、腰や膝がだるく力がない、無力感、病的白髪などの症状に。中心性網膜炎、老人性白内障の初期にも使用されている果実末です。

枸杞子

枸杞子(クコの実末)は世界三大美女のひとり楊貴妃が毎日食べていたことでも知られる美容フード。中国では滋養強壮に良いとされ「不老長寿の薬」ともいわれています。主な作用は、補肝腎、生精血、明目。滋養・強壮の作用は含有する栄養成分と関係があります。実験によると、肝細胞内の脂肪沈着を抑制し、細胞の新生を促進する作用があることがわかっています。陰虚・陽虚のどちらに使用してもよいですが、陰虚の方により効果が認められています。

人参

人参(高麗人参末)オタネニンジンの細根を除いた根 又はこれを湯通ししたものです。作用は、大補元気、安神益智、健脾益気で滋養強壮作用があります。下垂体一副腎皮質経の興奮作用、性機能の増強作用、強心作用、血糖の降下作用、高コレステロール血症発生抑制、血中コレステロール降下作用、杭利用作用などがあります。

竜眼肉

竜眼肉(ロンガン果実末)は、ムクロジ科リュウガンの果肉を乾燥させたものです。補心安神、補脾養血などの作用があります。補血、安神の効能があり、虚労(心身の衰え)、不眠、健忘(もの忘れ)などにも用いられています。

肉蓯蓉

肉蓯蓉(ホンオニク 肉質茎末)は、補腎陽・益精血(インポテンツ、早漏、遺精、不妊などの症候)に使用され、寄生植物ホンオニクの肉質茎を基原とする生薬で抗菌作用があります。

鹿角

鹿角(鹿の角末)は、雄ジカの角質化した角です。温腎補湯、強筋骨、健胃、生精補血などの作用があります。気血不足、陰陽ともに虚した者に下半身の無力感、不正性器出血、吐血、衂血、崩漏、帯下に応用、男性のインポテンツ、女性の虚寒による白色帯下や不妊症などに使用されています。

亀板

亀板(亀腹甲末)は、クサガメの腹甲で、滋陰潜陽、強筋骨、涼血補血の作用があり滋陰に用いられています。血虚・陰虚のもの、特に骨の中から蒸し上がってくるように感じられます。骨蒸潮熱、遺精、不正器出血、慢性腎炎のほか、陰虚型の慢性腎炎にも使用されています。

トナカイ

トナカイの角末で、温腎補湯、強筋骨、健胃、生精補血の作用があります。その主要成分であるアミノ酸の作用に起因するものと考えられており、ED(勃起不全)で悩む人への臨床実験(愛媛大学医学部)により、トナカイ角が勃起の改善に効果があることが確認されています。

以上が良質な「卵子」と「精子」を育むための栄養素です。これらは子宝相談を長年受けてきた不妊漢方アドバイザーと国際中医師による厳選した栄養素ですが、簡単に手に入るものではありません。そこで、良質な卵子と精子を育む栄養素をまとめて摂取出来るサプリメントの開発が望まれていました。

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